先日、スタッフ研修の一環として日本政策金融公庫が主催するセミナーに参加いたしました。セミナーでは、融資制度の最新動向や実務で役立つ情報が多数紹介され、中小企業の経営支援に携わる会計事務所として大変有意義な時間となりました。

基本的には支店窓口での対応が主だった政策金融公庫ですが、現在では会計事務所に出向いて、融資相談に応じていただける仕組みが整ってきており、税理士の立会いのもと、経営状況や資金ニーズを丁寧に説明できるため、よりスムーズで的確な融資支援が可能となっています。

また、民間金融機関との協調融資に関する考え方や、実務での調整ポイントについても具体的なアドバイスがあり、特に「公庫が先に融資審査を進めておくことで、民間との連携が取りやすくなる」といったノウハウは、中小企業が比較的ボリュームの大きな資金調達を必要とするケースでは大事な要素といえます。

弊社では、こうした外部機関との連携強化を通じて、顧問先の皆様が「必要なときに、必要な資金」を確保できる体制づくりを支援しております。
今回得た知見を活かし、資金繰りや融資に関するご相談にも、より実践的なご提案ができるよう努めてまいります。

資金調達・融資制度・金融機関との連携に関して気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。